6月 葬式が続いた ①
2017.07.07
その他
晴天の松山空港からセントレアへ向かう飛行機での帰途、ボンバルディアは通常より高度が低いので地上の風景がよく見えた。和歌山南端の串本。宮川上流のダム。伊勢中川駅の三角に繋がる路線がよく見え興奮した。
私は飛行機を予約する場合、乗り降りの利便性をもっぱら考えて中央側を取る。
来田部長は、参加した5名の座席をすべて海側の右窓席に取った。おかげで空の旅の面白さを一つ知った。
来田部長によって、他者の視点に新たな発見がある事を思い出した。彼からの数少ない教訓だ。
研修旅行一日目に訃報が入った。
当方の家がお世話になっている寺の前ご住職がお亡くなりになった。
通夜には間に合わないので翌日の告別式に参列するとことにした。
9年前に父が他界した。
その時前住職には葬儀等なにかとお世話になった。当時はとてもお元気でお酒もお強かった。父の葬儀の二年ほどしてから体調を崩され、ご子息がご住職を引き継がれた。
スタンドにもよくご来店頂いて、ありし日の面影が偲ばれる。
新住職の読経の良さは、前住職譲りかそれ以上の定評がある。そしてイケメンである。
檀家の一人として、今後ともお元気で、お寺の新しい次代を担って頂きたいと切に願う。
この歳になっても死ぬとはどういうことなのか未だによく分からない。
死んだら、ボンバルディア（飛行機）から見えるような景色が自由に見えるのだろうか・・・