相棒とキムタク
2018.03.16
ビジネス芸能・映画・AKB48など
昨夜の相棒とキムタクがおもしろかったですね!
昔の栄光にすがっていると、感覚が古くなり見捨てられるのは我々業界も同じだと思われます。
番組作りも新しい発想・視点・感覚が必要で、フジテレビの凋落は成功体験を追ったところにあると思われます。
片や後塵を拝していた他局はその間努力を積み固め新しいニーズを作り出したと言うことになるのでしょう。
ドラッカーは、企業や一人以上の組織の目的の定義を「顧客を創造することである」と説いていました。そして「すでに欲求が感じられるところへ、その欲求を満足させる手段を提供する」と。マーケティングとイノベーションが必要と言います。
現代に於いて、「欲求が感じられるところ」とは何でしょう?
セブンイレブン名誉会長の鈴木氏やプロデューサーの秋元康氏がそろって言うように、「自分も消費者」として、自分の欲求の井戸を掘る事としています。現代に於いてもはやマーケティングは不要なのかも知れません。
商品や番組は出尽くしていますから、自分がこういうのがあれば良いなと思える物を掘り下げることではないかと思います。
少し前に流行ったドラマ半沢直樹は、普通のストーリーを視聴者が予想している間もないくらいに早い展開をさせ、今までに無い過度に演出した感情の発露を投下させ成功した。ストーリーは普通だったと思いますが、展開を予想させる暇を与えない見せ方が、初めてだったのだと思います。