無知を晒す「有識者会議」・・・上皇について
天皇陛下の退位をめぐる政府の「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(座長・今井敬経団連名誉会長)は22日午前、約2カ月ぶりに会合を首相官邸で開き、今の陛下の退位を認める特例法制定に向けた検討に着手した。(時事通信)
筆者注:陛下は体力が辛くなったから公務の負担を減らして欲しいなどとは一切仰っていない。未だ変わらないこの政府の組織名がいかに的外れで陛下のご意向をないがしろにしているかをしめす象徴である。戦前なら不敬であろう。戦前回帰へ突き進む「日本会議」の傲慢な思惑に、安倍総理は意のままに動かされている。隣国の大統領に似てはいないか?
その中で山内昌之氏は次のような発言をした。「(
Wikipediaによると、「太上天皇(だいじょうてんのう、だじょうてんのう)とは、譲位により皇位を後継者に譲った、いわば譲位元の天皇に贈られる尊号[1]。または、その尊号を受けた天皇である。上皇と略することが多い。」とある。つまり上皇の呼称は、太上天皇の略称に過ぎないのだ。これが有識者の正体。
その会議に呼ばれる参考人学者も、そうそうたる日本会議所属の方々で、専門家であっても反対の意見を持っている方はその会議に呼ばれることはない。波風立たないで日本会議の意のままに進む。
国民の世論を考慮せず、先鋭化した一部のノイジーマイノリティの意のままに政策が決められるのであれば、隣国の弾劾を受けた女性と変わらないではないか。
籠池問題は、同時に日本会議への注目を集め始めている。メディアは、しっかり炙り出してほしい。
安倍昭恵氏の秘書からのFAXについて、メディアが操作しているようです。以下をご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20170323-00069047/
http://lite-ra.com/2017/03/post-3018.html