おいしさとは
2017.10.30
その他
ふとしたきっかけでダイヤ燃商(株)営業の深田君とこのような話をしました。
美味しいと言うことは、客観的な意味と、個人の趣向に分かれる。
個人の経験に基づいた美味しさというのはかなり特別。
私が、カネテツの平天は子供の時食べた味と変わらなくて懐かしい。だからつい買ってしまう。美味しいという感動の範疇に入るよなと、例をあげて言う。すると。
そうです。学生の頃、僕のお母さんが忙しいなか毎日作ってくれたお弁当の甘い卵焼きが、たいてい焦げているんですが、その味が忘れられない。その味に出会うと懐かしくてしょうがないんです、と体験を話してくれた。
懐かしい味も、「美味しい」に入る!
その意見にお互いが賛同したのでした。
美味しい記憶と、母親思いの彼の優しさが、その口調から伝わるひと時でした。
北海道旅行に随行してくれたとき、すすきので「氷雪の門」(この場合はかに料理店)の看板を見かけて、つい声を出してしまいました。
とっさに彼の口から、「どこで氷雪の門の映画を見ましたかと」突然聞かれたのが意外でした。その時は急いで懇親会場に向かっていて話せなかったので、次の機会にゆっくり話そうと思います。