「神旅」のはじまりは③・・・指輪 【2/13更新】
その翌週の2016年8月25日木曜日、私と海野君で大阪・京都へ向かった。
西長堀駅からタクシーを拾い、サムハラ神社前で下車したのは午前九時前。この一月ほど抱いている指輪に対する「安心感」がなんなのかようやく証明される。結果、気のせいだったで終わるかも知れないのだ。
道を渡ると、小さな社務所前と中にあわせて15名ほどの若い人たちがいる。彼らは平日の朝から指輪を購入するために駆けつけたのだ。急いで中に入り、指の大きさを測るが大きすぎるのと小さすぎるのしか無い。仕方が無いので一つずつを「この二人分」だと言って購入し、6,000円を支払った。大きい方を海野君に手渡した。同時に法人用のお札も購入した。
この指輪を購入出来ることは奇跡に近かった。
2018年会社の新年会を大阪の地にし、サムハラ神社で初詣を行った。祈祷の待ち時間の間中、指輪の問い合わせの電話がひっきりなしにかかっていた。
社務所に掲示された注意書きには、神様から下賜された指輪を転売する事の無いよう戒めている。
2016年8月25日 大阪サムハラ神社にて購入した指輪。
しばらく続いた不思議な「安心感」が証明された日。
指輪の内側には、サムハラの文字が刻印されている。
8月に入ってすぐ岡山と大阪へ行く日程を決めた。その前の7月にいよいよ行く決心をした頃から、不思議な「安心感」に包まれていた。その日、その指輪を入手する事によって「安心感」が証明されたのだと思う。岡山での出来事と大阪で指輪を入手し、Callingはけっして思い過ごしなのでは無かったと思う。
二人は参拝した。京都へ行くため早々に神社を後にした。
私は、しばらくふわふわした不思議な気持ちのままでいた。
サムハラ神社の指輪は、保江邦夫氏の著書で紹介されて以降入手困難になり、一人一つに限られるようになっていた。
大阪駅から新幹線に乗車し京都へは11時頃に着いた。その模様は前回描いたのでこちらをご覧頂きたい。
“神 旅” 鞍馬寺 「護法魔王尊」（サナート・クマラ）
サナート・クマラについては、最近まで鞍馬寺のHPに掲載されていたそうです。
☆現在書きかけです。しばしお待ちを！ フクチャ氏から聞かされた内容とは・・・
（2018年2月13日）
2016年11月に東京での無料セミナーに参加した折、事前にフクチャ氏のHPから予約を入れておいた。
2回目だったと思う。
所在は明かせないが、マンションの一室で行われる。マンション近くに立ち食い蕎麦屋がある。時間調整によく使うその店は、かつお節屋が出している関東風蕎麦屋なので、出汁が濃厚でお薦めだ。フクチャ氏もよく行くという。
フクチャ氏は占い師である。というより予言者で、透視能力がある。保江氏が頻繁に著書の中で名前を出す人物の一人である。保江氏が彼の名前を知るきっかけは、知人の大学教授（講師？）が受けた予言の内容を聞いてからだ。そんなに当たるものかと、好奇心旺盛な彼は疑いながら本物かどうか自分の目で見極めようとした。よくある偽物の場合、どうとでも取れるような言い回しをしたり、偉そうにして見せたり、脅したり賺（すか）したり、数万円・十数万円とか高額な金銭を要求したりする。彼にはそんなところが全くない。保江氏が彼から何を体験したか、詳しくは著書でご確認頂こう。私にはあのようなことを引用としても、書けないので。
よく当たるということでその名は知られていたようで、以前はお茶とお菓子のお店で占っていたそうだ。お酒の企業に勤めていたことがありその道では有名な資格を持っていたり、宣伝広告のデザイナーの仕事やコンサルの仕事も出来る。この能力が突然発現したのが、読書が数万冊に及んだ頃からだそうだ。誰も占いに来なくなれば、他に出来る仕事はあると言う。だから占いの仕事に執着してないそうだ。
マザー･テレサの「あふれる愛」が氏は最も大切な本という。自分の棺には必ずその本を入れてもらうと言いながら微笑んでいた。
フクチャ氏の占いは1回25分3,000円。2枠（わく）を予約すると、55分で6,000円になる。それ以上は受け付けないようだ。電話などでも事前に支払えば占ってくれる。予約サイトはすぐに一杯になる。政党からの依頼もあるという。
ここには書けないが、予約方法と住所の概略くらいならお教え出来る。
彼の凄いところは（他は知らないが）、相談中録音が出来る（はずだ）事だ。時間内なら幾つでも質問を受けてくれ、筆記出来ないほどの早口なので非常に助かる。
今まで仕事のことや、健康のことなどを聞いている。
最初の間は、占いが当たっているとかどうかは分からない。
今回は、榊のことサムハラ神社奥の宮での出来事について聞いてみた。
サムハラ神社について
そもそも神社の起源は、次元の高い魂達が集まる場所。神おろしをしてご託宣を聞いたりする。その場所に○○○○という神がいるということではない。高次元な魂達の中で、この人間のここを治してあげようと降りてくる。あなたは、そこへ何回も行った方が良い。行けば行くほど良くなります。目に見えたり体で感じたりするほかに、次元の違うところで変化していきます。
特に今、サムハラ神社奥の宮には、たくさんの高次元の魂達が降りてきています。
榊について
（当時の写真を見て、）事務所中が綺麗なオーラに満ちているように見えます。
神は、時にあり得ないようなことを見せて何かのメッセージをくれることがあります。その一つだと思われます。
フクチャ氏とのやり取りをもう少し続けます。
2017年2月からトリガーポイント鍼灸治療を受け始めた。3月そのことについて聞いた。
その針治療は凄く良い！ 最初の数ヶ月は徹底的に受けろ。出来れば週２回。１回の治療時間も、鍼の本数も最大限で交渉しろ。東洋の針治療も良いから出来るだけ受けろと熱く説く。
鍼灸では良い施術家が治療すると必ず揉み返しが来ますから、出来れば治療後１～２時間寝て下さい。マッサージの揉み返しは良くありません。
そして高タンパクな食事を摂ること。特に鶏肉が良い。同時にスロージューサーで作るリンゴ人参ジュースも良い。そうすれば筋肉が再生され、今は仕事どころでは無いが、秋には良くなります。
長い時間かかってここまで来ていますから、治すにも時間はかかります。
それ以降本格的にトリガーポイント針治療を開始した。２時間希望し、鍼の本数も限界まで打って欲しいとお願いした。必要なら追加の費用も払うからと。受付では私が珍しい患者に見えたようだ。何しろ強烈に効いた。効き過ぎるくらいで、家に着く頃には眠くてだるくて仕方なくなる。それを４ヶ月から５ヶ月ほど続けた。当初のような激しい効き方は少しずつ小さくなってきた。酷いコリが和らいできたからだ。また、地元の東洋医学の針治療（津市白山町 加藤鍼灸）も受けていた。フクチャ氏はどちらの施術家も良いオーラをしているから続けなさいと言う。治療を開始して５ヶ月、処方されていた漢方薬が再び効き始めたり、気象病（天気痛）の薬メリスロン（乗り物酔いに使う市販薬と同じ効果）なども再び効き始めてきた。その頃から針治療のペースを普通の回数に落としていた。明らかに変化は感じられるようになっていたが、依然激しい天気痛に全身が見舞われていた。
いったいこの予言者を、私はどれほど信頼しているだろうか。今のところ予言については何一つ結果が出ていないから何も言えない。
これは可能性への実験であり、“保留”である。
さて、2017年の10月20日金曜日、3度目のサムハラ神社奥の宮へ向かった。そこで、再び何か起きたのだろうか？ それとも何も起きなかったのだろうか？
（つづく）