八天堂の社長は、熱血漢!
13日~14日まで研修旅行でした。
経営セミナーと、LPG研の懇親旅行を兼ねています。
新幹線を乗り継ぎ、三原駅で下車。車で移動します。
訪れたのは、広島県三原市宮浦の株式会社八天堂様。この工業団地の目の前に広島空港があります。
講師は、代表取締役社長 森光 孝雅様です。
☆6月30日正午受け付け終了の”ひとしな”の夏のお薦め商品に八天堂が選ばれています。八天堂ミルクパン・プレミアムを是非お試し下さい。
地元では有名だったパン屋さん。三代目になり次第に経営不振になるとともに、辞める社員が増えていく。
そして破産寸前。残ってくれた社員達と再建する。
苦労の末、独自の食感のクリームパンを開発する。
テレビでも紹介されているように、販売業者と連携し品川駅構内で販売した。それがうまくいき全国に八天堂の名と商品が知れ渡って今にある。
涙を浮かべながら、苦労のどん底、V字回復を果たしたこと、そしてその先への大いなる野望を、熱く90分以上語られました。
世界進出の足がかりは、シンガポール。世界で今一番活気がある国だそうです。世界進出としての新商品はスイーツバーガー。もくろみ通りシンガポールで非常に評価が高いそうです。きっとうまくいくでしょう。
今回の講演、非常に得るものが多くありました。今後仕事に役立てていきますね。
【製品開発の特徴】
クリームをパンに注入する時、普通のパン生地だと破れたり、舌触りに違和感があるそうです。
普通パンに使う小麦は強力粉。ケーキに使う薄力粉に替えてパンを作ったところ、クリームを注入しても破裂せず、むしろ延び、舌触りもマッチする。新しい独自の食感のクリームパンが誕生しました。一晩寝かせると生地とクリームがより馴染みます。
ご講演の後、工場見学に移りました。
防護服!?に着替え記念撮影。クリームの製造過程では、ガスコンロの上で人が混ぜて調理しています。機械ではゆるゆるになり、美味しく出来ないそうです。
右のカレンダーは、100年カレンダー。
工場見学の後、他の施設へ移動します。目の前に広島空港が見えます。
IT関係の方々が動物園をよく訪れるという事で、これからはアナログへ回帰すると察し、ポニーを飼う事にしたようです。
八天堂の社名の由来は、三原にある神社。敷地内は縮小したお堂があります。
講演後は彼が場内を熱く説明してくれました。出会う社員さんはみんな元気よく挨拶してくれました。
伸びる会社はとても元気です。