TPP問題について
来月にはTPPに参加するかどうか最終段階が訪れます。
現段階、野田総理はTPP参加に意欲的です。
福島第一原発で起きた事故から、 電力業界と政治家、
新聞をはじめとした全マスコミの長年の
癒着の関係が明らかにされました。
この構図によってありもしない「原発の安全神話」が作り出され、
誰も異論を唱えることが出来なくなり、
事故後の処理方法も策定されず、
最悪な状況を招いてしまったのです。
すべて、想定外だったという無責任な言葉にすがりながら、
責任回避だけして、誰も責任を取ろうとしません。
40年間関わり続けた政治家や官僚、
マスメディアからいっさいありません。
TPPの問題においても、そこに同じような利権が
介在していようことは私でなくても感じている方が
多いのでは無いでしょうか?
経団連が旗を振れば、
新聞をはじめマスメディアは広告料収入の為に、
追従します。反対など出来ません。
保守系からリベラル系にわたって、日本の新聞は
すべて「自由競争のバスに乗り遅れるな」の連呼です。
同じく政治家も政治支援・献金の為に、
経団連に追従します。
原発事故から見えてきたトライアングル+αの構図が、
TPP問題にもそのまま当てはまりそうなのです。
それが地獄行きのバスだったことに皆が気づいたとき
その時も責任回避の常套句がならびたてられるのでしょう。
きっと見てきたとおりのことが再現されるでしょう。
その時点で、立ち直れる余力が残っているでしょうか?
「非関税障壁の撤廃」、
この意味は、国であることを亡くす行為のことです。
不幸な原発事故を教訓にして、私論から脱け出して
公論を組み立てなければ、
大変なことが再び起こるかもしれません。
それぞれの生活に直結することです。
下の動画をご紹介しましょう