「女性宮家」創設について
「女性宮家」の創設については、
最近再び、多くの情報番組に
取りだたされています。
その喫緊であるはずの問題は、
いつも盛り上がっては
いつの間に下火になる状況が続いて来ました。
「女性宮家」創設、それは何を意味するのか。
平成17年 小泉政権下に発表された
有識者会議のとりまとめた報告書を
以下にご紹介します。
皇室典範に関する有識者会議
報 告 書 平成17年11月24日
PDF版はこちらから http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/houkoku/houkoku.pdf
昭和天皇が若き頃
側室制度の廃止という英断をなされました。
これは歴史上、大英断で、
それ以来、
近代国家としての日本国民は、
皇室の永続について
国家を上げて議論する
必要が始まったと言ってよいでしょう。
この問題点は、次の二局の事柄を
内包しています。
男系でなければならないという考えと、
女系も肯定する考えに分かれています。
──男系の女性天皇、女系の男性天皇のように──
そのように「女性宮家」創設については、
そこに重要な事態を含んでいます。
かつてまとめられた有識者会議の内容を
今一度ご覧ください。
このことは、
一部学者間の論争だけでは駄目で、
国民的議論が大変重要になることは
間違いありません。