凍結による漏水に対する予防知識と、応急処置について
2023.01.23
水回り
凍結・漏水に備える為に
①水道メーターのBOXがどこにあるか確認する。
☆天気予報で氷点下が予想される場合、前日の夜にでも水道メーターの止水栓で水を止め、各蛇口から水を抜いておくと凍結破裂の可能性がかなり減ります。夜バケツなどに水を貯めておくのがよいでしょう。
※水が入らなくなるので「貯湯式給湯器」は、水圧の低下でエラーになります。
※給湯器のコンセントは抜かないでください。自動凍結防止装置が働きます。
※給湯器については、取扱説明書をよくお読みください。
- メーターBOXの蓋を開けて水道メーターの止水栓（バルブ）の位置を確認する。漏水があるときはこの止水栓で止めます。止水栓で止まらない場合、水道局へ連絡して下さい。
- メーターの蓋を開け、パイロットの位置を確認する。水を使用しているときはパイロットが回っています。漏水があるかどうかもこのパイロットで確認できます。なお、微量の漏れでは回らないことがあります。
②それぞれの蛇口には、アングル止水栓が有るものと無いものがあります。ここでは、あるタイプを示します。
- アングル止水には、写真のように握りしめるつまみがあるものと、マイナスのドライバーで開け閉めするタイプがあります。
- 蛇口本体で漏水している場合、アングル止水栓を閉めてとりあえずは漏水を止めることが出来ます。
漏水が視認でき対処できる場合は、アングル止水栓で止めて下さい。
③どこで漏れているのか確認できない場合は、床下・壁・埋設箇所等で漏れている場合があります。その場合は、配管修理が必要になります。
冬季の凍結による漏水の場合、一度に修理依頼が来る場合が多く、すぐには対応できない場合があります。
漏れが少ない場合、水回りを使用する時だけ水道メーター止水栓を開け閉めしてご使用下さい。
漏れが酷い場合、水は使用出来ません。
少量の漏水を放置すると床がくさったり、表面材が変質・変色することがありますので修理が必要です。